女神転生3 創世考えメモ

女神転生3、神とコトワリを見いだせば創世が出来るっぽいけど、コトワリ見いだしマンとたまにしか合わないせいで皆が何をやりたいのか分からなくなりつつあるから思いだせる範囲で書いてみる。

 

千晶氏

いいところのお嬢さん。

序盤で著者本人から貰った面白そうなオカルト雑誌を主人公くんから奪って返さなかったせいでマイナスの印象がある女。

イケブクロのゴズテンノウの思想を継いで強者だけの世界を創ろうとしているらしい。

よさそうなところ

弱者が存在しない世界を作るのであれば、全員が強者=平等な世界になるのかもしれない

悪そうなところ

ゴズテンノウはマネカタという人っぽいやつらを虐げ搾取していたから人の下にそういう存在を生み出して、「人間」は強者しかいないとか言い出しそうな所がある。

強いって何?腕力、頭、精神、コミュ力とか、場面によって色々ないか?基準がはっきり分からなくて不安。

今の世界でも生まれてくることのできた、今生きていられている、今の環境に強い種、人々が幅を利かせて世界を構成しているのでは?今と何が変わるのかあまりイメージできない。

所感

彼女に会ったのが前過ぎてあんまり覚えてないけど、自分を守れない保てない周りや自分自身が嫌でそれを弱さが悪いと思っているんじゃないかと思った。この変わってしまった世界であったつらいことからそれをはねのける強さを全員が持っている強固な世界を作りたいのかなあ。なんとなく分かるけど個人的にはあまり魅力を感じない。

 

勇くん

陽キャかと思えばそうでもない。

主人公くんいじめられてる説の原因になった人その一。カブキチョウで迷子になって大幅に会うのが遅れたから少し負い目を感じている。

カブキチョウで拷問の最中に見いだした完全個室世界を創ろうとしている。

よさそうなところ

人間関係の煩わしさから解放される。この一言に尽きるけれどこのメリットくそデカい。

そもそも人生において出会うほとんどの人は道ですれ違う程度で互いにどうでもいい、もしくは認識すらしない。それは別に悲しいことではない。けれどすれ違って干渉することで期待嫉妬その他諸々面倒くさいことが起きる。だからすれ違いもなくしたい。みたいなことを勇くんは言ってた。確かになあ。ぜひやってくれ。

わるそうなところ

他人が全くない世界に一人だけだとプーさんとかNieRとか面白い創作物が存在しなくなってしまう。創作物以外の今使ってる大抵の物は作れないからどんな生活になるんだ?という不安がある。

リプロダクションはどうするんだ?その世界に一人しかいないから世代交代もなくて永遠に個室世界で一人ただ生き続けるとかだったら嫌だな。

所感

彼も千晶氏とはまた別方向に変わった。誰かが助けてくれるのではないかという期待とそれを裏切られた失望、憎しみ。でもどこかで憎みきれずに信じていて、また裏切られたらという恐怖。友達を憎んでいることによる自己嫌悪。そういう色々が積み重なって疲弊して、人間関係自体を切り捨てたのが彼のコトワリなのかなあ。誰かと書いたけれど、期待も絶望も筆頭で抱かれているのは主人公くんだからここに至るまでやってて辛かったし勇くん応援したいというか、カブキチョウで遅れた責任取って望みの世界を作る手伝いをしたい気がする。

ただ、こっちはこっちで何度も殺されてはセーブポイントからやり直していて、余裕があるわけではないからそんなに期待されてもなみたいな気持ちもある。

 

氷川氏

氷川氏~!今は一番面白人間だと思っている。V字ハゲ。最初の頃、この人にビビり散らかしてたし、こいつが世界を壊して沢山死んだからいつか殺そうと思っていた。

ニヒロ機構とかいう組織のボスをやっている。東京受胎を起こして世界をぶっ壊したのはこの人。氷川はミロク教典(名前は曖昧。アカシックレコード的なもの?)を読んでその通りに行動した結果、教典の通りに世界が崩壊したらしい。ただ、世界は必ず滅びそして再生するものらしいから彼が悪いかと言われると微妙。予言というか予定通りになっただけだしな…

我欲なく、全員が世界のための歯車としてただ回り続けるシジマの世界を創ろうとしている。

よさそうなところ

世界のためを思うならこの世界一択。人間はカスのゴミだから、全部回るだけのものにするのは本当に賛成。現実世界も是非そうなってくれ。

氷川曰わく、欲というのは小さければ焚き火のように温かく役に立つが、大きくなれば全て焼き尽くし壊す危険なもの。それなのに最初の焚き火を求めて人は欲を抱いては大火にする。全く管理できていない危険過ぎるものだからなくそうとしている。

わるそうなところ

現実世界の環境問題とかを基準に考えるとシジマ最高なんだけど、メガテン世界は世界がかなり人間を機軸にしていて精神活動に結構左右されてるっぽいから、欲をなくして本当に大丈夫なのか?という不安がある。

氷川氏はそんな小さいこと言わないと信じているけど、氷川の言う世界=氷川だったらちょっとがっかりする。完全に癖の話だけど、氷川自身も含めてすべての人をただの歯車にするという思想が格好良いんじゃないですか。それを氷川氏が頂点に立って利益を吸い上げるとか言われたらこう、格が下がりますよね…

所感

最初からこうしようと思って世界を壊してるから歪みがない。非情で怖い人として登場して開示された情報で非情で面白い人に印象が変わったけど、氷川本人は何も変わってない。感情的なところも見ていないから追い詰められたらどんな感じになるのか楽しみにしている部分がある。最後までこのままでも全然いい。

小さな欲の暖かさを認めてるのに全て捨てようとしていて、過去に何があったのか、あるいは何もなかったのか気になる人だ。

 

祐子先生

ずっと学校の先生だと思っていたら病院の先生だった。よく分からんくて怖い人。

この人が妙に主人公に構うから主人公いじめられてる説が濃くなった。別にいじめられてないっぽいから祐子先生が主人公くんに妙に優しいのは今の所マジで原因不明で怖い。

元々氷川と同じ宗教に入っていたらしい。巫女。先生は人間の活動の行き詰まり(結構前だからなに言ってたか自信がない。創造性とかがなくなってきていて日々を惰性で過ごす人が増えた。輝きがなくなったみたいなことを言ってたと思う)を感じていてそれを解消したくて焦っていた時に、氷川に目を付けられて世界の崩壊に利用されたらしい。

採用されなかった設定の群れみたいな架空世界から、実体を得ようとしてこの世界に入り込んだアラディアという神を見いだした。自由の神。魔女裁判で不当に裁かれた魔女たちが救いもとい自由を求めて作った神。魔女たちは救われず殺されているので、アラディアが何をもたらす神なのか謎。先生もコトワリを得られてない。

今アラディア支配して無理やりコトワリ授けさせるとか言い出しててヤバい。

なんか先生は力とか知識があるからなんやかんや世界の崩壊に関わったり、アラディア操ろうとしたりしてるけど、本当に先生がしたいこと、創りたい世界がはっきり伝わって来ないから(世界の輝きを取り戻したいらしいけど他の人たちと比べると抽象的)コトワリ見いだせないんじゃないかなと僕は思っている。コトワリは人間が見いだすものとアラディアが前言ってた気がするし(だから、人に非ず悪魔に非ずな主人公にはコトワリは見出せない。どのコトワリに味方するかよく見て考えろという文脈だった)、操って授けられようとしてるの間違ってる気がするんだけどどうだろうか。

 

マネカタ

よく分からんやつら。人のようだけど人ではない?悪魔でもない。

フトミミという主導者がいて、そいつの予言に従って行動している。アサクサ復興中。

フトミミはマネカタだけの世界を目指してるけど、人間とあんまり変わらんから僕はあまり魅力を感じてない。ただ、こいつらも人ではなく悪魔でもたぶんないから、主人公くんがとけ込めるのはここなのか…?でもなんとなく信用できないんだよなあ。

サカハギという面白いマネカタもいる。他のマネカタからは完全に孤立して、1人でマネカタを殺して回ってマガツヒを集めている。主人公くんも悪魔を殺して回って強くなってるから似たようなもんかなあと思ってちょっと応援している。

マネカタと悪魔と主人公くんは人ではないから、どうにか人間に自分の意見をねじ込まないと望む創世はできない。そういう意味で仲間意識みたいなものがあって、頑張れよと思うときもある。

 

アマラ深界

強い魔人を倒してメノラーを集めると老人と女人のコンビが情報をくれるところ。

ダンジョンは楽しいし情報は面白いしでいいところ。世界は生まれて壊れてを繰り返してるとか、氷川が予言に従った件とか、アラディアの件とか大事そうなこと全部ここで聞いてる。だから行くしかないというか、行きたくて仕方ないんだけど、ここを踏破したらここエンドになりそうなのがどうなのかな、それでいいのかなと悩んでいる。どうなるのかは全然わからないけど、二層の入り口らへんで天使らしきものにここを進むと心も人間じゃなくなるぞと警告されたのと、世界の成り立ち、生まれて壊れてまた生まれてを繰り返す世界の意味を問われたりしてるのがなんかなあ大丈夫かなあって感じ。メガテン5では強いやつに勝つと壊れない世界を作れるのだけど、俺はそれがいいとは思わなかったから不安。生まれて死んでまた生まれてを繰り返す世界自体もでかい生き物みたいだなあと思っていて、老いた生き物は死ぬものだし、死体から新しい世界は生まれるしそれでいいじゃないかと。で、アマラ深界も強いやつに勝てたら壊れない世界が創れますよだったらちょっと嫌かもと思ってる。飛躍しすぎか。

それはそれとして友達2人は頭おかしくなったし、元々おかしい氷川と先生もなんかやってるし、全部殺して自分のためにやっていってもいいのでは?と思うと、ここで悪魔を殺して回りながら世界の事情、意味を探すのもいいのかもしれない。

 

今はこんな感じだなあ。

最後に、もう書かないだろうから最初の頃書いてたなりきりプレイ日記を置いておく。このあとの2/13と19のもあったんだけど、間違えて消して以降やる気がなくなって書いてない。もうまあまあ前だから自分で読んでやや面白いし、新鮮な感情が残ってる気がしていい。

 

2022/2/12
白昼夢を見た。先生らしき女の人に声をかけられていた。
先生のお見舞いにいった。途中の駅で勇からお前はムードメーカーだと釘をさされた。どうやら勇は先生が好きらしい。祐子先生は美人だからなあ。
勇いわく先生は俺に少し優しいらしいが、俺自身はよく分からない。白昼夢のこともあり少し怖いくらいだ。
駅をでた後公園でライターのおじさんから雑誌をもらったのだが、病院についたあと千晶に取られてしまって読めなかった。このあと起きた出来事と関係した内容だったようなので俺にも読ませて欲しかった。

病院ロビーには千晶以外、病院の職員さえおらず異様な雰囲気だった。先に来ていた千晶が暇つぶしと言っておじさんにもらった雑誌を読んでいる間、勇と先生を探したが見つからなかった。それどころか、やはりひとっこひとりいない。一度戻ると千晶は雑誌に書いてあった宗教とこの病院を結びつけて怖がっていた。俺も誰もいない病院が怖かった。

さらに先生を探すためにカードキーで地下にいった。勇は別館に行くと言っていたのでまあいいかと思って地下行きを引き受けたが、病院の案内板に立ち入り禁止とあった地下にひとりで入ることになってしまって後悔した。地下は何か実験施設と宗教施設の間のような、やはり雰囲気の場所だったが、人がいた。氷川という男の人で機嫌が悪くて怖かった。彼の後ろに黒い影が浮かんでいてそれが恐ろしかった。先生が来てくれなかったらどうなっていたのだろうか。
氷川は何か宗教の人で先生は協力していたらしい。意味が分からない。

屋上で先生によく意味の分からない話をされて東京が崩れる様を見た。世界はこのままでは終わるからそれを避けるためにこうするしかないが許されないというようなことを言っていたと思う。崩れた先でまた会ったとき全て教えてくれるらしい。世界のことも気になるが、先生が俺に肩入れしてくれる理由が分からなくて少し怖い。今日見舞いに来ることになったのもこの崩壊を病院にいれば死なずに乗り越えられるからだったようだし…

子供とおばあさんがいた。
体に何か入れられた。
彼らを楽しませなければいけない。

目が覚めると病院の地下だった。エレベーターの扉からよく分からない赤いところに行って悪魔と戦った。奥に進むと子供が成長したような老人と老婆がいた。ひとまず合格らしい。よかったとは思えない。

エレベーターでロビーに行くと誰も居なくなっていた。結局千晶は雑誌を返してくれなかった。なにが起きているのかちっとも分からないから、例え胡散臭いオカルト雑誌であっても内容が知りたくてたまらない。